【番外】クリヤー・ヨーガ〜魂を照らす光

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こんにちは、ステラです。

季節は着実に秋に向かいつつありますが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

わたしは、今年の8月末に、クリヤー・ヨーガのイニシエーションに参加しました。そこで学んでいることが、ルミナさんの“カルマ勉強会”や、昨日開講した“天と地のチャートから「わたし」を知る”とも密接な関係があと感じたため、ここでご紹介したいと思います。

わたしの中で、覚醒のフィールドのトレーニングが深まるにつれ、そして、京都で実際にセッションを行い、参加者の方の色々なお話を伺うにつれ、沸々と湧いてくる思いがありました。

それは、体と魂の問題について、体の方からも働きかけられるようになりたい、という深い思いです。直感的に、そのためにはヨーガ(座法)と呼吸法が鍵になると思いました。

そして、巡り会ったのがヨガナンダ氏の自叙伝。突然、アマゾンの画面に出てきました。

あるヨギの自叙伝 パラマハンサ・ヨガナンダ著

 

わたしは全く識らなかったのですが、この自叙伝は世界中で愛読されているそうです。アップル創設者のスティーブ・ジョブス氏も、生前iPad2にダウンロードし繰り返し愛読していたそう。

わたしも深く心を動かされました。何より、自分の魂が安らぐのを感じました。

そして、以前読んだ「神理の扉 聖なる変容と霊性進化の道」という対談集で、森井啓二氏が、ヨガナンダ氏が米国に設立した協会の通信講座で瞑想を学んだと紹介していたことを思い出しました。

早速、この協会の通信講座に申し込んだところ、最近親しくなった京都の友人が、なんとわたしより2年も先にこの講座を学んでいるということがわかりました。

ただ、自分の内なる直観は、通信講座ではなく、生きた師から学ぶ必要があると伝えてくるので、さらに調査を進めたところ、ヨガナンダ氏が現世から去った1952年に、ヨガナンダ氏が伝授されたヨーガが改めて他の人に伝授され、日本にも師範が2名いることが解りました。

さらに、なんと、それが解った10日後に、京都から近い枚方市で、そのクリヤー・ヨーガの最初のイニシエーションのための2日間の講習会が開催されることも解りました。

今から参加申し込みが出来るのだろうか?

悩んだ末、メールを出したところ、今週中に費用の振り込みまで終われば可能であるとのお返事を頂き、パートナーにも急遽了解をもらい、参加することにしました。

 

クリヤー・ヨーガの説明は、以下の2冊の本に詳しく出ていますが、わたしの理解を簡単に記します。

クリヤー・ヨーガは、人がこの地に生きながら真我と合一し、最終的にはクンダリーニを覚醒させ、男性性と女性性が統合された本当の人になる、ことを目指して、設立された手法です。

ヨーガには様々な手法があるようですが、このクリヤー・ヨーガでは、ババジという稀に見る優れたシッダによって、彼の師匠であるアガスティア、ボーガナタルを初めとする18人のシッダの技法が統括され、覚醒のために必要である144の技法に集約されています。3段階のイニシエーションにより、この全てを学ぶことになります。

144の技法は、人間を構成する5つの体に働きかける5つの方法論に分かれます。

肉体    ==== ハタ・ヨーガ(アーサナ・バンダ・ムードラ)

生気体   ==== 呼吸法(プラーナヤーマ)

メンタル体 ==== 瞑想(ディヤーナ)

知性体   ==== マントラ・ヨーガ

霊体    ==== 信愛[解脱に至るための神に対する献身的愛](バクティ・ヨーガ)

最初のイニシエーションでは、肉体に働きかけリラックスさせ、エネルギーと若返りをもたらす18種類のアーサナ、生気体に働きかけ、体のプラーナ(精妙なエネルギー)を目覚めさせ循環させる6種類の呼吸法、メンタル体に働きかけ、潜在意識の浄化・マインドの統御・真我と実存の認識をもたらすための7種類の瞑想法、合計31種類の技法を学びます。

 

クリヤー・ヨーガは、口伝を原則とするため、3段階のイニシエーションを経て師範の資格を得た人以外技法を教えることは出来ませんし、他人に技法を明かすことも許されていません。そのため、具体的な技法の中身には触れず、自分の体験をシェアしたいと思います。

イニシエーション・セミナー参加の条件は以下のとおりです。
1.規則正しく修錬を実践する覚悟ができていること。
2.伝授された行法を他人に明かさないこと。

これを誓約書の形で予め提出します。

2はともかく、1については一抹の不安を感じつつ参加をしました。

 

講習会の初日、枚方市内の意賀美神社境内の集会所に集まったのは、男性5名とわたし。ルミナさんやクレッグ・ジュンジュラスの会では女性が多いので驚きました。

初日の午前中は、クリヤー・ヨーガの根幹をなす考え方について講義があり、その後は、ひたすら、呼吸法、瞑想法、アーサナを学びます。実践、実践、実践。

初日は9時半に始まってお昼が15時半、終了は17時半、2日目は9時半に始まってお昼が13時半、終了は17時頃だったのですが、不思議とお腹はそれほど空かず、体中をエネルギーが回っているのか元気でした。

わたしは、右の足首と右の股関節が硬いので、結跏趺坐はまだ全く出来ないのですが、それ以外のアーサナについては、難しいなと思っても、硬い部分に呼吸を送っていくようにしていくと、一呼吸ごとに体がするすると柔らかくなって、全く無理と思っていたのに額が床に着いたりして、驚きました。どういう意識状態でやるかでヨーガは随分と違うのだなと思います。

アーサナについては、本当は早朝4〜6時頃に、一連の18ポーズを全てやることが良いそうです。ただ、慣れた方でも1時間半はかかるとのことで、今は、夜寝る前に、2〜4ポーズをやっています。やると翌朝の体が明らかに元気なので、苦にならず続いています。ただ、まだ、ポーズを取ってそこで瞑想出来るほどではありませんが。。。。

そして、2日間に分けて、呼吸法をやって瞑想をやって、ということを繰り返し練習しました。本来は、アーサナ、呼吸法、瞑想の順番に行うことが良いのだそうです。今、自宅では、朝と寝る前に、呼吸法をやって15分間瞑想を行っています。これも、驚くことに、それほど苦にならず続いています。

 

呼吸法は、基本的には腹式呼吸なのですが、まだわたしの呼吸は浅く、日々練習です。呼吸法は6種類を学ぶのですが、お腹のあたりからポッポッと温かくなります。

そして、その後、瞑想法をやるのですが、7種類の中に、明らかに得意不得意があって、殆ど出来ないものから、楽楽出来るものまであり、それぞれが異なる目的で設定されていることが良く理解出来ます。

 

まず、驚いたのは、わたしはすぐ眠くなって意識がホワイトアウトする。これは、日々の睡眠が足りていないことも大きいと考え、今は以前より早く寝るように努力しています。

そして、心というものがいかに彷徨うものなのか、実感して呆れました。本当にすぐ脇道に入るのです。でも、徐々に、あっ、脇道に入った!、と気がつくのが早くなり、引き返せるようになっています。これは、その後の生活でも集中力を上げるのに役立っています。

さらに、アーサナ・呼吸法と組み合わさっているからなのか、潜在意識に溜まっていた深い感情の浄化も起きているのを感じています。これまでも瞑想は行ってきましたが、何か大きなものがお腹から体を通って出ていく実感を得たの初めてのことでした。

今年は、体改革年として、週1の24時間ファスティングを行い、食事を見直してきたのですが、日々、研究室では珈琲を愛飲していました。それもデカフェに替えたのですが、週末に久しぶりにパートナーと珈琲を飲んだところ、頭がクラクラとなり、こんな強いものをあんなにガブガブ飲んでいたのかと、体の慣れということに驚いたのでした。

人間の血液が入れ替わるのに2ヶ月、神経など以外の細胞が入れ替わるのに7年と言われています。最初の3ヶ月、1年と自分の心と体と魂がどうなっていくのかが楽しみです

師範からは、日常生活を生きる上でも、次の第2段階のイニシエーションまでは参加すると良いと言われています。これは日本では1年に1回7月にあるそうなのですが、わたしが10ヶ月後に参加出来るレベルに達しているのかは疑問ですが、参加を考えたいなと思っています。

このクリヤー・ヨーガの目指すところは、まさに、ルミナさんのカルマ講習会で話されていた、ありとあらゆる瞬間に「意識して行為する」こと、それによって五感からなる体験を意識はするけれど影響することなく全て過ぎ去り、在るという状態に達する、まさにそれを目指していると感じます。

一昨日、パートナーと久しぶりに大きくぶつかり、そのことを実感しました。

わたしは、来る17日の新月にお誕生日を迎えます。今年は、蟹座から獅子座も基盤の交換だったのですが、今も乙女座新月に向けてより大きな基盤の交換が進んでいます。さらに、わたしの人生の航路も、より魂のお仕事の比率が高まった行く状況で、このまま進んで行くと、研究が命であるパートナーと共通の基盤をなくしていくような感じがあり、不安を持っていました。それ以外にも、色々な不安要因があり、一昨日の晩はついにパートナーにわたしがぶつかり、本当に別れることも検討しました。

わたしは決断すぐ実行の人なのですが、一昨日は、まずクリヤー・ヨーガの呼吸法と瞑想に入り、自分の内側を整えて、結論は翌朝にと思いまず眠りました。

眠れないかと思ったらぐっすりと眠れ、そして、朝起きた時にパートナーに感じるのは、ただただ感謝だけでした。有り難い。

不思議なことに、もう別れても良いとも感じました。

好きだけれど執着しない。好きだけれど甘えない、そんなところに向かいつつあるようです。

その心持ちを伝えたところ、すぐパートナーからも応答があり、彼の方も、予定していた温泉旅行を目指して研究論文を全力で仕上げるということでした。

経験は過ぎゆくもの、全てを感じつつ全てに煩わされない、という状況には、今生でたどり着けるかどうか全く不明ですが、パートナーにぶつかった時も、わたしが傷ついている、ではなくて、わたしの心が傷ついたと思っているのだと言えるようにはなっています。そして、そのことは、少しだけわたしの心の平和度を上げてくれているのです。

わたしが生まれた目的を果たしてこの世を去ることが出来ますように。

そして、わたしが歩いた道が神さまの喜びを伝える道になりますように。

心から祈って

 

読んでくださってありがとうございます

ステラ

クリヤー・ヨーガで向かう方向

 

 

 

 

 

 

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